ネイルについて思うこと

ネイルで爪がきれいだと、誰より自分がうれしくなります。

以前から、ネイルアートは男の人のためにやるものではない、という言葉をよく聞きますが、まったく、そのとおりです。
だって、自分の爪を一番多く見るのは自分自身です。

時間と手間をかけて作られた爪を見るたびに、自分の目に入る自分の体の一部が綺麗なことに、毎回、新鮮に感動します。

ネイルアートは、自分の体の上に乗せる芸術(アート)からこそ儚く、ネイルサロンに行っても一月程度しか持ちません。

それでも・・・。

・パソコンで仕事をして、脳みそがぐわんぐわんで、いっぱいいっぱいになっているとき。
・ものすごく疲れて、もう夕飯ビールでいいやと思いながらプルタブを開けるとき。
・水仕事が終わって、ビニール手袋を脱いだとき。
・他人に馬鹿にされて、いらいらして、くそくそくそくそ、としか思えないとき。

要するに、自分がまるで無価値で、この世界に必要ないのではと思えるとき。

時間と手間をかけて作った美しいネイルを見ると、ふっと、心が楽になるのです。
自分の価値を、ほんの少しだけだけれど、自分が信じられるようになるのです。

紅花で、指の先を赤く染めた最初の人は、きっと、誰かに見せるためでなく、自分がそれを見て楽しむためにそうしたのだと、私は思います。

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